秒ではじめて、秒でやめる
秒ではじめて、秒でやめる-200524
最近、気になる映像作品がある。
とはいっても、かなり昔の作品だ。
例えば、次の二つのドキュメンタリー映画。
同時代をリアルタイムですごしてきたから
肌感覚でわかる
かんじられる。
教室の子供たち: 羽仁 進 監督
(1) “Children in the Classroom” Susumu Hani 1955 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ByhRTLolKII
教室の子供たち[羽仁進/1954] | mitosyaのブログ
https://ameblo.jp/mitosya/entry-12536064725.html
去勢される前の人間の原型
鋳型にはめられる
少し前の
自由に 自分を 発散させている
咲いている
野に咲く花のように
子供たちを追いかけてみると
秒で始めて、秒で止めている。
かと思うと じーーーーーーーっと
して
外からは完全に止まっているみたいに見えて
じつは
内面では激しい葛藤をやどしている
東京オリンピック:市川崑 監督
(1) The Complete Tokyo 1964 Olympics Film | Olympic History – YouTube https://www.youtube.com/watch?v=WHt0eAdCCns
「1964年10月10日から24日まで開催された東京オリンピックの全貌を収めた巨匠・市川崑監督による長編記録映画。望遠レンズを駆使した103台のカメラで、競技の勝負より選手の表情や動作を追い、日本映画史上空前の興行記録を打ち立てた。」
熱気、活気
躍動
未来への期待!
この映画はとても特殊で、ドキュメンタリーでありながら
ちゃんとシナリオがあった作品らしい。
ドキュメンタリーでシナリオがあるって?
わけがわからない????
ドキュメンタリーは、事実をフィルムに
写すだけの行為ではない。
目の前に起こっている事の
どこを 切り取るのか?
どう構成するのか?
そこに製作側の 「人」が
いる。
目の前の事実が真実とはかぎらない
目の前の事実を
「自分」というフィルターをかけて
観ている。
ある時は、歪曲して
ステレオタイプありまくりで
しかしある時は
それをも突き抜けてくる
強いエネルギーに射抜かれて
ちっぽけなこのフィルターを軽々とこえて
ダイレクトにトランスポートされて
テレポーテーションされて
瞬時にこちらに届く
対象に前のめりに
くいこんで
めり込んで
同化されてしまうくらいに
溶け込む
一体化する。
快感!
神 宇宙 との 一体感。
同じ内容を、noteでもアップして。
https://note.com/lingmu0788/n/n318c9264c3fb?fbclid=IwAR0osDpKcg4SQNeQaNBMttX-uOw6I0CQwzt7IDGXfghNR8a9o44C6LDxIhk
“秒ではじめて、秒でやめる” に対して2件のコメントがあります。
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私にとっては、2作品とも若かりしと言っても10代に観た懐かしい作品です。
だから、信二さんの言っていることが良く理解できます。
ありがとうございます😊
あんな子供の心を蘇らせたいです。