凡人、老いがもつアドバンテージ
凡人、老いがもつアドバンテージ-200526
小学校のころ運動会が大嫌いだった。
足が異様に遅かったからだ。
50m走なんか、12秒くらいかかっていたような気がする。
スポーツテストはいつも4級くらいだった。
足が速い、運動神経がいい
というのは、クラスのヒーローになれる。
運動会の最後にやる、地域別に編成されたリレーチーム
で選ばれるのはいつもそのヒーローたちだ。
彼らを、羨望の目でいつもながめていた。
劣等感から妬んだ。
運動会の日はいつも雨になればいいと願っていた。
さて、最近では三年半前に始めたデッサン教室では
同時期に入った社会人たち
次々に入っては卒業してい美大志望の
高校生たち
彼らと比べて
だめだなー、
俺って、と思う。
本来、何かの能力って
人と比べてもしょうがない、
っていうのは分かっている、
いや分かろうとしている
否、分かりたいという願望にも似た思い。
本屋にいくと、
たくさんのサクセスストーリーがちりばめられている。
○○成功法
○○であなたも億を稼げる!
いわゆるハウツー本がいっぱいある。
そんなのをめにすると、
ついついフラフラっと
手を伸ばして買ってしまう。
後で、また出版社の術数にはまってしまった!
と後悔することも多い。
こんな私は凡人である。
何かしらの、
嫉妬
妬み
俺だって本気でやればあいつより出来る
みたいな
根拠なき対抗心。
自分を顧みずに、相手を蔑むことによって
相対的に自分のポジションを上にみて
安心しようとしている自分。
まさしく
凡人である。
例えば、イチローには嫉妬しない。
何故か?
彼の野球の能力・才能はあまりにも
自分とかけ離れているから
それに、野球にそんなに興味ないから。
でも、
劣等感、嫉妬
こんな気持ちがわくのは
相手がイチローではないから。
今、この文章は
思いつくまま
アトランダムに書きなぐっている。
ぜんぜん、ととのっていない
ある意味、詩を書いている時に似ている。
昔、今の奥さんと付き合っているとき
便箋に15枚くらい
ラブレターみたいな、詩みたいな文書を贈った。
彼女は、今でもそれをもっているみたい。
ボールペンで書いたから
あとでぜんせん修正できない
荒削りの
感情にまかせた文章だったと思う。
今となっては、何を書いたのかはっきり思い出せない。
でも、そんな文体を目指したいな~~。
さて、本題にはいろう。
凡人
60才ちかいおっさん
さしたる才能もない
友達はすくない
人脈もない
金もない
でも、いま
猛烈に金が欲しい。
人生で一番金が欲しいと思っている。
なんでって?
やりたいことがあふれ出てくるから。
この文書も
溢れ出てくるから書いているにすぎない。
こんな、脈絡のない文章
アトランダムなトピックス。
でも、
たぶん、この順番、内容、表現
って とても 意味のあることなんだと
思う。
それは、私という身体から
でてくるから、
出てきてきているから。
身体は、水道の水が通る
単なるパイプのようなもので、
そこをエネルギーがごーーーーーーーーーーー
っと流れてきているのを感じる。
いつか、こんな感覚を
絵にできたらいいな と思う。
これだけインターネットが普及して
みなが簡単に発信者になれる時代は
過去になかった。
巷のサクセスストーリー
いいねをもらえる よさげな写真
成功
美
演出されたリア充
友達たくさんいます!
でも、自分的にはだんだん
あきてきた。
にしのあきひろ
西野亮廣さんの
本をいっぱい読んで
オンラインサロンに入会して
オンラインサロン | 西野亮廣エンタメ研究所 https://salon.jp/nishino
毎日、
西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】を朝聞いている。
西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】 https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg
毎日聞いていると
読んでいると
何となく、彼の言わんとしていことが
理解できてくる
確かに彼のやっていること
言っていることは素晴らしいと思う。
こうやってやれば、いいんだろうな
っていう、ノウハウも得られる。
っで、
それが何か?
それで?
つまり、これは彼の物語で
自分の物語ではない
確かに西野亮廣さんと自分の
接点はできる
何かしらの影響、アイデアを日々受け取って
いることだろう。
私が彼と比べて持っているアドバンテージって
何?
……….
…………………………….
…………………………………………………………?
それは、かれより年をとっていること。
かれより成功していないこと
かれより有名でないこと
かれよりお金ないこと
かれより仲間がすくないこと
かれより努力していないこと
かれよりもてないこと
おっーーーーーーーーーーーーーーー
いっぱありすぎて
止められない。
つまり、持たざることが
最大のアドバンテージ。
もたざる自分の物語こそ
最大の価値であり
アドバンテージなのである。
これは
負け惜しみでも
卑下でもない
私が私を俯瞰してみた
私のメタ認知である。
“凡人、老いがもつアドバンテージ” に対して2件のコメントがあります。
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ここ数日、ノッテいますね!
人と比べる事より自らを俯瞰することの大切さ
そして、何も持ってないことの強さ、自由さに気付かれた様ですね。
何かをしようとする時、その心持ちが重要なのです。
其れを初心と言います。
いつもコメントありがとうございます。
励みになります。
今日は父の介護で一日実家に行ってきます。