一万時間の法則

一万時間-200602

最近、会社で仕事している時間が「浪費」に思えてきた。
会社でする仕事の大半は「作業」で、仕事ではない。
つまり、殆ど頭を使って思考しなくても出来る仕事だからだ。

例えば、エクセルを使ってデータ整理・集計している時間。
自動化マクロを作れは、すごく作業時間を短縮することが可能だ。
現在、老朽化した装置の代替装置を設計している。
現状の装置は20年以上前に作られた。
当時の技術でも殆ど自動化可能だったが、
自動化するとお金が掛かりすぎるので妥協して製作されたらしい。
今回の予算は3000万円あるから、
恐らく殆どは自動化可能だろう。
更に、現在エクセルでやっている、
この装置で測定した結果のデータ整理も
完全自動化が可能だ。

先進国は合理化、省力化を推し進めてきた。
その先にあるのは、
じゃあ、人要らないじゃん!
って こと。

つまり自動化するとお金かかりすぎたから、
代わりに
安価な人件費で代替しているという事になる。
そんな自分は、単なる装置の一部
たんなる装置のアクチュエータの一つということになる。
AI化されると
それが もっと 加速 される事になる。

冒頭の、「浪費」と感じる原因はそこにある。
今の作業を繰り返しても、まったく成長しない。
ぜんぜん
クリエイティブではない!!

言い換えると、作業時間と引き換えに
毎月給料が銀行口座に振り込まれているわけだ。
これは、時間給ともいえる。

仮に、一日8時間X20日=160時間労働
月給30万円だとすると
時給=¥1875となる。
普通のバイトの時給:¥1000よりは良いが
高いとも言えない。

これからは、時給ではなく
作り出した価値でお金を稼ぐ方法に
転換しなければならない。

そうすることによって、お金と時間の自由を
手に入れやすくなる。

最近読んだ本に、次のような一節がありました。

山口 周. ニュータイプの時代 (Kindle の位置No.292-294). ダイヤモンド社. Kindle 版.
https://amzn.to/2XOykC5
↓ 以下引用
『「モノ の 過剰 化」 と「 問題 の 希少 化」 という メガ トレンド の 掛け 合わせ は また、 人類 が かつて 経験 し た こと の ない 未曾有 の 状況 を 生み出す こと になり ます。 それ は「 意味 の ない 仕事 = クソ 仕事 の 蔓延」 という 事態 です。』

言葉は悪いですが、
まさにクソ仕事です。

一万時間何かに費やすと
プロレベルになれるという考え方がある。

こんな本がある。
藤原 和博. 藤原和博の必ず食える1%の人になる方法 (Kindle の位置No.1442-1447). . Kindle 版.
https://amzn.to/3dqqmWj
↓ 以下引用
 「 1 万 時間 という のは、 1 日 8 時間、 会社 に いる 間 の 200 日 を 投じ た と する と、 約 6 年 です。   つまり、 6 年間 で、 少なくとも その 仕事 について は プロ レベル に なれる という こと。   がむしゃら に 土日 も 含め て 365 日間 練習 する と、 3 年半。   1 日 5 時間、 年間 200 日 でも 10 年 です。 どんな こと でも 10 年 続けれ ば、 プロ レベル に なれる こと が わかり ます。」

この法則は、
『天才! 成功する人々の法則』(マルコム・グラッドウェル)の感想(269レビュー) – ブクログ https://booklog.jp/item/1/4062153920
に書かれていることらしい。

クソ仕事の代わりに
クリエイティブなことに一万時間かけたらどうだろうか?

例えば、本格的にデッサン勉強して約三年半
たった。
週に2-3回、一回二時間だから、
まだ1000時間くらいしかついやしていない。
このペースでやると、
一万時間まで、あと30年かかる。
それは、それでOK。

当面は、
お金を稼ぐスキルを身に着けるのに
五年間 集中的に時間を投資しようと思う。
しかし、これは一種のゲームのようなもので
苦役ではなく遊びを兼ねた「稼ぎ」のゲームである。

私は、特別な才能など持ち合わせてはいない
凡人である。
ただ、人間であること自体
すでに凄い能力を持っていることになるので
十年続けたとしたら
大変なことになるはずだ。

そう考えると
想像すると
顔が にやけてくる ^ _ ^

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一万時間の法則” に対して2件のコメントがあります。

  1. 西条 俊生 より:

    まさにその通りですね。
    幸い私は、10代の頃から学校が人を型に嵌めることを
    直感的に知っていたので、社会に出てからも、己のスキル
    だけで生きてきました。

    それから数年、日本社会そのものが人を型に嵌めるようとしていることに
    気がつき、自らを解き放つために海外に何度も脱出し、今まで刷り込まれた
    であろう思考を洗い流し現在に至っています。

    自分の人生は、一言で言えばこのアートマンダラのタイトルである
    自由への逃走でしたね。笑

    1. freeart より:

      コメントありがとうございます。
      先生はロールモデルの一人です。
      人生は、「いつからでも変えられる」を実験していこうと思います。

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