俺物語を語る-200610_その4:光本勇介さん
俺物語を語る-200610_その4:光本勇介さん
何で知ったのかよく思い出せないが、何か面白い売り方をしている本
があるのを知って買ってみた。
しかし、そもそもこの ”面白い” の一番の原因は 買い方である。
日本には再販制度というのがあって、どこで同じ本を買っても基本、価格が同じになっている。
再販売価格維持
https://bit.ly/2MGWWYp
この本は、一応本の原価に相当する価格はリアル紙媒体の場合はあるが、電子書籍版では
購入者が本の価格を選ぶようになっていた。
¥0から100万円、1000万円まで幾つか価格を選べるようになっていた。
クラウドファンディングのリターンのように、価格毎にリターンが
設定されていた。
私は、5万円で買った。
決め手は、光本さんの生活の動画を長時間ライブ配信する特典だった。
内容は「1年間、月1回、その日の朝から夜までを生配信する」
既に本の内容自体はKindle版で既読なので、確かに面白くはあったが、
本の内容だけで5万円払う気にはならなかった。
本の題名は「実験思考」
評論例↓
『実験思考 世の中、すべては実験 』本の値段を読者に委ねてみたら… – HONZ https://honz.jp/articles/-/45199
ところが、実際に生配信されたライブ動画は全く面白くなかった。
そもそも、光本さんは常に新しいことを考えて実行するという
まさしく”実験思考”を実践している人なので、
まあ、これもありだよな と 諦めていた。
しかし、後日光本さんご本人から、
正直に面白くなかったからと
代替え案のオファーがあった。
それは、5万円全額返金するか、10万円の特典であった
光本さんと1時間のミーティングをするという代替え提案だった。
いやー、正直すごい人だなと思った。
実際やったら面白くなかった、終わり! ごめん。 でもよかったはずだ。
でも、それでは申し訳ないと思われたようだ。
潔いな!
直ぐに、1時間のミーティングを選ぼうと思ったが、そこで
はたと
考えてしまった。
光本さんのオフィイスは渋谷にあり、平日わざわざ渋谷まで足を
運ばなければ光本さんにはお会いできない。
往復の運賃で+1.5万円くらいかかる。
今なら、ZOOMでミーティングというのもありかもしれないが、
そんなネット会議ツールなんて使ったことないし、
ぜんぜん、その発想は出てこなかった。
とにかく、実際に移動して生(なま)の光本さんに会いに行くかどうかという選択だ!
結局、迷った末に1時間ミーティングを選択した。
とはいえ、それだけの要件で行くのはもったいないので
かねてより行きたかった、西洋美術館の常設展へも行った。
そして、さらにたまたま渋谷駅近くで開催していたミュシャ展
、そしてちょっと遠かったけれど熊谷守一美術館へも足をのばした。
美術館巡りはまた別の機会に書くことにして、
本題の”光本”さんに会った話をしよう。
オフィイスの入り口には誰もいない。
ただ、iPadが置いてあって、会いたい人をタッチして選ぶと呼び出してくれる。
ほどなくして女性スタッフがミーティングルームまで案内してくれた。
ガラス張りのミーティングルームには、本に書かれていた
本物の一万円札が壁のガラスに貼ってあった。
「おー、これか!」
聖地巡礼かよ!
本を読んでいない人のために少し説明すると、社長の光本さんが
一万円札を貼っておいて 無くなるかどうか の実験を
しているのだ!
まだ、社員には盗まれていないようだ。^ _ ^
さて、このミーティングに際して、有効に一時間を使うために
事前に自分という人間を光本さんに知ってもらうために
自分のプレゼン資料をiPadで用意していった。
幸い、ミーティングルームには大きなディスプレーがあり、
さらに、appleのAirPlayに対応していた。
AirPlay でビデオをストリーミングする方法やデバイスの画面をミラーリングする方法 – Apple サポート https://support.apple.com/ja-jp/HT204289
光本さんを待っている間、Wi-Fiに接続し、AirPlayのセットアップを済ました。
さて、光本さんが到着して、さあ さしでのミーティングが始まった。
トレードマークのアロハシャツであらわれた。年中、アロハシャツを着ているらしい。
最初の10分位を自身のプレゼンにあてて、ひととおり説明が終わって
さー、対話が始まった。
細かい話は忘れてしまったが、印象にのこった話しだけ書こう。
私が”お金を稼ぎたい!”と率直にいうと、光本さんから
質問があった。
「お金を稼ぎたい人に二種類いるように思います。
何かのやりたい目的があって、それを実現するために稼ぎたい人。
もう一つは、方法は何でもいいので、とにかく稼ぎたい人
あなたはどちらでしょうか?」
「はい、後者です。」と即答。
すると、
「それならば話は簡単です。毎日、稼ぐ方法を10個位考えて、その中から
実現できそうなことを とにかくやってみる。
それを、続ければ稼げるようになります。
例えば、100万円/月稼ぎたいなら、100万円稼げる方法を
とにかく考え続けて 試してみることです。」
その日から、実践してみましたが これがなかなか大変だ。
だんだん ネタがつきてくるし、
とにかく 続けることが できない。
月並みですが、つづけるという事が成功の秘訣なんですね。
面会したのは、2019年8月。
その当時は、一年後には東京オリンピックが開催されているはずだった。
いまとなっては、開催自体もあやぶまれているオリンピック。
でも、その時は、もうすぐそこにオリンピックが迫っているという時であった。
だから、今のこの状況ならネタバレしても問題ないと思うので
光本さんにお聞きした 突飛な現在進行形(その当時)のアイデアについて説明する。
それは、
「これから新規事業を始めたいと考えている人を10人リクルートする。
その10人に一年後の東京オリンピック期間中に一人1億円稼ぐ事業を企画・準備させる。
それにかかる一年間の生活費、ギャラとして一人1000万円払う。
すると、1000万円x10人=1億円の経費で10億稼ぐことが出来る。」
というアイデア。
オリンピック期間中に1億稼ぐ方法か———–………??????
っとなった。
光本さんは、例えば
外国人観光客を見込んで、着物を着たコンパニオンを東京中に配置して
有料で一緒に写真撮って販売するアイデアとか…. etc
と話して下さった。
光本さんが話すと、
あたかも もうそれは 実現することが決まっているかのような
錯覚におちいる。
マジックである。
光本さんと話しているときは、これで10億かせげるなら
自分が月100万円稼ぐなんて わけないじゃん! と思えてくる。
光本さんはDMM.comの亀山さんとかZOZOの前沢さんとも懇意らしい。
成功者の仲間にかこまれていると、成功はもっと身近な
特別でない こと になっていくのだろうな
と なんとなく感じた。
実際に会ってみると、たしかにオーラもあるし
親しみがわくし
若手の起業家という印象はあるものの
それでも フツーの 普通の だだの好青年
というのが率直な印象だった。
一番の収穫は、
本で読んでいた人 本を書くような人に
とにも かくにも 実際に会って話したという経験だ。
バリの兄貴も、行く前に映画みたり動画みたり、本読んだりして
事前にできるだけ情報をインプットしてからお会いしたものの
やはり、実際に本人にさして会う経験は
全く 異質 のことだ と 分かった。
やはり、会いたいと思ったら会う行動をするべきだ。
それが、なににも代えがたい 自分の 財産になるから。
書籍を0円で売る実験 ? 購入後に払ってもらう「価格自由」な売り方 #宣伝会議 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議 https://www.advertimes.com/20190428/article290419/
いま、出版界でブイブイ言わせている編集者:箕輪厚介氏が
光本さんに本の出版をオファーしてできた本。
当初、光本さんは乗り気ではなかったらしい。
でも、自分がやりたいように売っていいならという事で、
今回の読者が本の値段を決めるという
斬新な いや むちゃな 企画が
「実験思考」のリアルな実験として実現した。
売上はリアルタイムでネットにアップされて公表されていた。
興味があったので、時系列で累積売上げ額をプロットしてみた。
すると、発売から二か月だらずで1億円に達した。
なかには数人1000万円支払った人もいた。
1000万円の特典は、この1000万円で二人で新しい事業案を企画するというものだ。
又、売り上げの一部で、抽選で新事業をしたい人に100万円くれるという特典もあった。
残念ながら、私ははずれたが。^ _ ^;
今回のことで、光本勇介さんの”実験思考”という 実験 の一部になれた
共犯者になれた という 嬉しさ
楽しさがあった!!
それに支払う、5万円+αが 高いか 安いか は
受取り側の 価値感 次第で決まる。
私は 十分すぎる 価値を 受け取れたと 思う^ _ ^
つづく
“俺物語を語る-200610_その4:光本勇介さん” に対して2件のコメントがあります。
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信二さんが自分自身にしっかり投資しているな、そしてそれを行動実現している様子がうかがわれます。
この事はきつと近い将来実を結ぶでしょう!
その調子 その調子^ ^
ありがとうございます。
あたたかい励まし、ありがとうございます。
今は、このブログも含めて地道な習慣化に挑戦しているところです。
いま一番刺さっている記事がこれです。
↓
《目次》自己啓発を止めた理由は『まったく成果に繋がらない』から|荻窪に住むネコ|note https://note.com/mem_yu/n/n4675d0ea5689