企画「カッコいい先輩」
市井の人々のなかにも、実に魅了的な人達がいる。何を魅力的と感じるかは人それぞれ。
私の独断と偏見で選んだ、私の身近な魅力的な人達のインタビュー企画。
名付けて「カッコいい先輩」。
5月にバリの兄貴にお会いした。普通でカッコよくて凄い人だった! 詳細は後日別の記事にするとしても、その時のお話で印象に残った言葉がある。
以下、兄貴の話の要旨。
「老後の人生についてアドバイスを受けるとしたら、普通は自分より年長者の先輩に聞くのが順当やろう。でも、多くの先輩が後輩の自分に老後の人生についてアドバイスを求めにきたんや!」
「それは何故か? 先輩に夢を見いだせなかったからや! 自分もあんな先輩みたいになりたいという人がいなかったからや」
「おまえ、バリ島で調子こいてうまいことやてるやないか! おれにも教えろ!」と先輩が言ってきて。「ほな、おしえまひょか!」ってことで、多くの先輩がバリに来ているんや。
そして、更には、
「俺は、老後一発これやってやるぜ! っていう切り札をもっている人が非常に少ない」と言われて、そしてそれは何故か? と私に問うた。
しばし、う〜んと考えたが答えが浮かばなかった。
そして、兄貴は「続けてきたことが、仕事でしかないからなんや」と答えてくれた。
確かに! 自分も40年間サラリーマンやってきて、これはという切り札がない。残念ながらない!
「40年間のサラリーマン生活をもってして、老後の心配していること自体がダメなんや」と兄貴。
さらに、
「でも、あなたがそういう人向けに、こうやれば老後バッチリだっていう方法を本にしたら売れると思えへん? それや、そこ行こう!」と兄貴に励まされた。
自分にとってのカッコいい先輩の一人は、バリの兄貴こと”丸尾孝俊”さんだ。兄貴は自分より若干年下ではあるが、そんなことは関係ない。兄貴はアニキで、カッコいいわたしの先輩なのである。
今後、この企画を具体化していく予定です。
乞うご期待!
「カッコいい先輩」のスケッチノート描いてみました。